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導入実績
有限会社三浦園芸 様
DX Suite、Intelligent OCR、Elastic SorterはAI inside 株式会社の登録商標です。
MECE with DX Suite (AI-OCR)導入で、
面倒だった棚卸業務がラクラク作業に。
約80%の作業時間短縮を実現!
会社名 : 有限会社三浦園芸
業界 : 観葉植物の生産・卸売
で実現したこと
帳票対象:棚卸表
アナログな棚卸業務で21.5時間/1回を要してしまい、年2回しか実行出来ず…。
損益計算書作成時の数字にも差異が出てしまい、数字に透明性がなかった。
AI-OCRで紙帳票を一気に読み取ることで、棚卸作業が4時間/1回の作業に大変身!
毎月の棚卸業務の実現が現実的なものに!
愛知県岡崎市で観葉植物の生産・卸売や、東三河地域の伝統産業である三州瓦の端材を利用した『ハイドロカルチャー』の
販売なども手掛ける有限会社三浦園芸。取締役の三浦綾祐(りょうすけ)さんに、MECE導入に至ったキッカケや導入効果
について伺いました。
-はじめに、貴社について教えてください。
三浦さん:
1971年に創業者である祖父が洋ランの栽培をスタートしたのが始まりです。
その後、1980年に視察でヨーロッパを訪れた際に、土を使わずハイドロボールという細かな穴が開いたボール状の石を
使って植物を育てる『ハイドロカルチャー』という水耕栽培に出会い、その取扱いの手軽さ、清潔さ、経済的の良さから
「人々の日常により緑を感じてもらえる」と、その魅力に惹かれて日本へ持ち込みました。
当時の日本ではほとんど認知されていなかったようですから、パイオニア的存在だったようです。
そして今ではハイドロカルチャーによる観葉植物の生産に特化しており、自社農場・委託農場を含め国内外にある65haの
敷地(千葉県にある夢の国の1.3倍の広さ!)で栽培、観葉植物の出荷数は国内トップクラスを誇ります。北は北海道、南
は沖縄まで、様々なホームセンターや量販店、雑貨店で私たちのハイドロカルチャーを中心とした商品に触れていただく
ことが出来ます。
取締役の三浦綾祐さん。デジタル分野にも高い知見を持っている。
-MECE導入前にはどのような課題があったのでしょうか?
三浦さん:
以前から、弊社では棚卸作業の非効率さが課題としてありまし
た。取扱アイテムを帳票に集計すると1600行×9列分の記載項目があり、これらを全て手作業で紙に記載したのち、PCでエク
セルに入力、管理をしていました。
PC入力作業は、携わるスタッフのPCスキルによって所要時間
が大きく左右されてしまうことも多く、棚卸全体にかかる作業
時間が読めなくなるのも悩みのタネでした。
日常業務も忙しく、年に2回の実施しか出来ない現状で、損益
計算書を作成する上でも数字に差異が出たりといった弊害も
あったので「なんとかしたい!」と考えていたところでした。
-MECE導入のキッカケを教えてください。
三浦さん:
最初は、御社から「無料デジタル診断」のお誘いを受けたのが始まりでした。
棚卸作業もそうなんですが、発注書処理にも忙殺されていてなんとかしたいと考えていたので、一度外部の意見を聞いて
みようと。
いざ無料デジタル診断が始まると、ITツールの活用のみならず、現状業務改善など多角的で広い視野からのアドバイスや、
悩み相談に乗ってフォローをいただくことが出来て大変助かりました。
その中で「MECE(AI-OCR)で業務改善をしてみては?」という提案をいただき、1ヶ月間の無料トライアルも可能という
こともあり非常に魅力を感じました。実際、トライアル申込みからスタートして、その期間中に様々な帳票読込→データ化
をトライさせていただき、AI-OCRの読取精度の高さや有用性を感じて導入を決定しました。
-MECE導入後、従来と比較して業務はどのように変化しましたか?
三浦さん:
これまで棚卸作業には、スタッフ3~4人で対応していましたが、これからは1人で行えますね。
計算してみたところ、以前はこの人数で21.5時間かけていた作業ですが、1人で4時間程度で実施できるようになりました。
実に約80%の作業時間短縮です。
一度設定を行ってしまえば、スタッフ個々のPCスキルの差(タイピング速度)などに左右されずに一気に読取→データ化
が出来るようになりましたので、空いた時間を他の作業に使ってもらえるようになって大分負荷が減ったと思います。
-現場のみなさまの声はいかがでしょうか?
三浦さん:
膨大な手書き書類をPCへ入力する作業に対し大きなストレス
を感じている声がありましたが、MECE導入によって「とても
作業が楽になった」と言ってもらえて、ああ、導入した意義が
あったなと。
直感的でわかりやすいユーザーインターフェースも大分貢献
していると思います。
今後新入社員が入ってきて使い方を説明する場面があったと
しても、MECEはレクチャーしやすそうですね。
-今後の展望は?
三浦さん:
ゆくゆくはFAX受注対応にもMECEを応用、自動化していく想定です。またデータ活用も視野に入れて、受注予測から作業量
の予測、適切な受注量と出荷量のバランスのコントロールに活用、スタッフの負担軽減にも繋げていきたいと考えています。
それから棚卸データの活用として、BtoBのお客様と在庫情報の共有を図り、利便性向上を図っていきたいですね。
ご利用者様プロフィール
三浦 綾祐 様
1995年生まれ。2024年より取締役。
ITに対する高い知見を活かし、創業者同様「画期的なもの・新しいもの」
をビジネスに取り入れ、新たな挑戦を続けている。
会社概要
有限会社三浦園芸
代表:三浦 基彰
愛知県岡崎市牧平町字大門45番地
https://miuraengei.co.jp/
国内ハイドロカルチャーのパイオニアでありトップランナー。
年間を通して約130種類類の品種を取扱い、年間100万鉢の供給体制を
有している。全国の量販店・園芸店などをはじめ、自社ECサイト
「HAOMIRU」でもハイドロカルチャーによる観葉植物を手軽に購入
することができる。
三浦園芸直営ECサイト
HAOMIRU(ハオミル):https://haomiru.shop/
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